A snoring bird’s diary

雑記帳。バンクーバーワーホリ、読書感想、英語学習とか

バンクーバーの人は優しい?

こんにちは。初投稿からしばらく日が経ってしまいました。

今日はバンクーバーで暮らす日本人の知り合いと話す際に度々話題に上る、「バンクーバーの人って優しいよね」ということについてちょっと書いてみます。

 

先日、コロナ禍以降久しく会っていなかった日本人の友人と会った際に、本日の記事テーマの話題になりました。

私はカナダに来て以来バンクーバーにしか住んだことがなく、旅行で一度ケベック州に行ったくらいです。そのためカナダの他の地域のことはあまり詳しくありません。

しかし、その友人は以前他の都市にしばらく住んでいたことがあり、彼曰く、

「他の都市にも住んでみたけど、バンクーバーの人たちはより優しいしオープンマインドだと思う。」

と言っていました。語弊のないようにしたいのですが、決して以前住んでいたところの人たちが意地悪とかそういうことを言っている訳ではないです。

 

彼は他にもこう言っていました。

「バンクーバーって他のカナダの地域と比べると、温暖だし冬もそこまで寒くならない。そういう気候も関係しているんじゃないかな」

 

なるほど。私はバンクーバーにしか住んだことはないけれど、確かに「カナダ人優しいな」と思うことが日々沢山あります。

今思いつくことを下記に挙げてみますね。

 

  • 目が合うと微笑んでくれる

バンクーバーに来て一番驚いたのがこれ。道ですれ違った時など、目が合うと微笑んでくれる!お店の人はもちろん、知り合いじゃないにも関わらず結構な人が目が合うとニコッとしてくれます。今はみんなマスクしてるから分からないけど、来たばかりで不安だったときはこれに癒されました。

  •  お店のドアを開けた時、後ろの人が入るまでドアを持って待ってくれる。

全員じゃないですけど、男性も女性も関係なくほとんどの人がそうしてくれます。渡航したばかりの頃はびっくりしました。

  • 拙い英語に寛容

もともとカナダは移民が多く英語が第一言語じゃない人も多いです。加えてバンクーバーはアジア人も多いから、英語を完璧に話せなくてもみなさん理解してくれようとします。観光客や来たばかりの留学生にはありがたいですね。

  • せかせかしていない。怒らない。

私が飲食店で働いていた時のこと。カードマシーンの調子が悪く何度やっても決済できない時、こちらはめちゃくちゃ焦るけど列に並んでいるお客さんは「全然いいよ、気にしないで」って必ず言ってくれて、マシーンが復活するまで待ってくれた。

中には、カードが使えないなら銀行で現金下ろしてくるよ!とわざわざ銀行まで行ってくれるお客さんも...! (カナダはキャッシュレス社会。現金支払いできないお店も多いため現金を持ち歩かない人もいる。)本当みなさん優しい(涙)

 

などなど..

きっと他にもあるけど挙げるとキリがないのでこれくらいにしておきます。

ちなみに、しつこいですが私はバンクーバーのことしか知らないのでこれらはバンクーバーに限ったことではないかもしれません。それに全員が全員、善意に溢れている訳ではないし、もちろん私も嫌な思いをしたこともあります。

他の地域と比較することは出来ないし、そもそもバンクーバーに限らず、カナダ人は穏やかで優しいってよく聞きます。

 

でも、もし冒頭の友人の話の通りバンクーバーの人が特に優しいっていうなら、やっぱりこの地域の天候や文化が関係しているんじゃないかと思います。

気候は、冬に関して言えばほぼ毎日雨だけど(レインクーバーと呼ばれる所以です。)、雪が降るほど寒くなるのは年にほんの数日、夏もそれほど暑くなく、日差しは強いけど乾燥しているのでとても過ごしやすい。

そして、山と海があり自然が豊か。雨季が明けるとキャンプに行ったり、公園やビーチでゆっくり過ごしたり。程よく都会だけど、自然がすぐそばにあってのーんびりできる環境がバンクーバーに住む人の穏やかな人柄を醸成しているんだと思います。